本当の腰痛の原因?

コラム

先日NHKの「ためしてガッテン」で「驚異の回復!腰の痛み」というテーマで放送されました。

ご覧になった方も多いと思われますが、内容はとても興味深いものでした。

「腰痛の85%が原因不明」

東洋医学の世界では、昔から言われていることですが、近年になって、やっと科学的に証明されつつあることです。

実は、この放送の3日前に、全日本鍼灸学会の学術集会があり、そこで、番組にも出演された福島県立医科大学の紺野慎一教授の「腰下肢痛患者の痛みと中枢における鎮痛機序」という講演があり、私も出席しました。

内容を簡単に説明すると、痛みと快というものは、脳の同じ所で処理していて、その機能が低下すると、痛みというものを抑制できなくなるということです。
通常、快によって、痛みは抑制されています。

特に福島県立医科大学では、慢性的な腰下肢痛の患者さんに対しての研究をされていますが、これは腰下肢痛だけではなく、痛みすべてに対して言えることです。

脳の機能低下の原因としては、ストレスであることがわかっています。

日頃から、ケガや病気を忘れて、楽しいことに焦点を当てて過ごしましょうと言っている意味が、お分かりいただけると思います。

このように、医学の世界で、整形外科と脳神経科の連携など、違った分野との協力的な研究をして、ホリスティック医療というものが発展していくといいですね。

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