自賠責、接骨院の請求急増

自賠責、接骨院の請求急増 ずさん審査で不正横行

朝日新聞デジタル 3月22日(土)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140322-00000011-asahi-soci

車を持つすべての人が加入する自動車損害賠償責任(自賠責)保険に対し、接骨院からの保険金請求が急増していることが分かった。治療費の基準がなく、請求内容の審査もずさんなため、不正請求が横行。「生後半年の赤ちゃんが腰痛を訴えた」など、現実にはありえない診断がまかり通っている。国土交通省、金融庁など関係省庁は、改善策の検討に乗り出した。

損害保険料率算出機構・自賠責損害調査センターによれば、2012年までの5年間で、交通事故件数は76万件から66万件に減った。負傷者は94万人から82万人に減少。一方、12年度までの5年間で、接骨院が自賠責に請求した総施術費は452億円から673億円と1・5倍に増えている。

接骨院を営む柔道整復師らでつくる公益社団法人・日本柔道整復師会によると、接骨院による自賠責への請求が増えた一因には、交通事故患者を抱き込んでの不正・過剰請求がある。

 

 

新聞やテレビで報道されていますが、これは大変な問題です。

治療を受ける方は全額保険で受けられるし、施術者は請求金額も自分で決められます。

もし、本当にケガを早く治したいのなら、短期に最小限の治療で終わらすつもりでないと、回復を遅らせることになってしまいます。

通院するたびに保険金が入るからいっぱい通おうという罠にかからないことです。

わたしの治療院でも、交通事故の患者さんがいらしたことはありますが、そこの部分は必ず説明しています。

モラルのある行動をとらなければ、せっかくの保険制度が活用できなくなりますから、治療する側、受ける側ともに、是非とも気をつけていきたいです。

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