昨日、NHKのためしてガッテンで、「腰痛&手の痛みに新技 ついに劇的回復!」という内容が放送されました。
手の痛みのほうは、腱鞘炎・ばね指の話で、日頃の使いすぎよりも「ホルモンバランスの変化」が原因の一つではないかということが大きく取り上げられていました。
確かにそうかもしれませんが、では、ホルモンバランスが変化するとどうなるのかと言う所が説明不足であったような気がします。
育児中のお母さんが腱鞘炎で悩んでいる例が挙げられていましたが、出産前から痛んでいたということから、赤ちゃんを抱っこしていることが原因ではないと結論づけていました。
今までの腱鞘炎の患者さんに対する、臨床経験から考えられることは、末梢血管の血行不良が主な原因に思われます。
これにはストレスが大きく関わっています。
ストレスによって、自律神経が乱れ、血行不良を起こしています。
ストレスはいろんなことで感じると思いますが、先ほどの育児中のお母さんの例は、産前産後の不安感なども原因になっていると思われます。
番組の中で、腰痛の原因はストレスであると述べていたように、腱鞘炎に限らず、様々な病気はストレスからということを覚えておいてください。